腰痛と体重の関係

 年末年始に食べるイベントも多く、正月太りになってしまった方も多いのではないでしょうか。自分自身もこの正月に食っちゃ寝、食っちゃ寝を繰り返す生活を送ってしまいました。

 よく太っていると腰痛になると耳にします。それを調べた調査では、太っていると腰痛なるという結果もあれば、体重と腰痛の関連性はないという結果もあり、今のところ、太ることと腰痛の相関関係は判っていません。

 自分は、体重と腰痛に相関関係はあまりないと思っています。腰痛は、2010年国民生活基礎調査によると、男性では第1位、女性では肩こりに次ぐ第2位の有訴者率をもつ症状です。腰痛の年齢別有病率も、20代から60歳代まで、ほとんど違いはありません。また、日本整形学会の調査では、男性は6割弱、女性は5割強が治療を要する程の腰痛を経験していることが分かっています。このことから腰痛は誰もが経験する可能性がある国民的症状の一つと考えた方が良いのではないかと思います。実際、腰痛を訴えて来られる方も太っている方もいれば、標準体重の方、痩せている方もおり、太っている方が決して多いわけではありません。

 太っているので腰痛は治らないと思って悩まれている方も、太っていても腰痛は改善されていくので、前向きに腰痛を受け止めていくことが大切です。まずは何でもよいので、ちょっとだけ腰痛に良さそうだと思うことを始めてみるとよいと思います。

 適度な体重である必要性は腰痛予防の面より、生活習慣病のリスク対策という面では大いに意味があることだと思います。日本生活習慣病予防協会の調査でも、太りすぎと痩せ過ぎは生活習慣病のリスクが高まる結果が出ています。体とって何事も程々がいいようです。

 今年も、前向きに、無理をせず、健康な一年を送れたらいいなと思っています。皆様にとっても良い1年でありますように。

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